2015年5月11日月曜日

いえ

1日こもって作業してました。晩御飯はちっちゃい赤カブにバターをぬってポリポリ。夏の匂いのする気持ちいい夜です。嬉しい。



こんな静かな夜があるのも引っ越したおかげ。日本を出るまで快適な家にしか住んだことがなくて、家は大切にしてたけど家のありがたみに気づいてなかった。



フランスでなぜか住むところにあまり縁のない私。追い出されたり、水にさらされたり、色々あったなぁ。何故か笑



家がダメになるとダメになる私。そりゃそうだ。掃除も、洗濯も、お料理も、すなわち健康に食べることも清潔を保つこともできない。安心してねれない。帰るところがない。



快適な、なくならない家にしか住んだことなかったから家がこんなに大切なんて思ったことなかったよ。



もちろんフランスでもどの家も快適なんです。私の城なんです。でも何故か帰れなくなる日が突然やってくる。



そんな中で毎日踊る、勉強する。友達に支えられ相談に乗ってもらいありがたい。踊っている間は集中できる。そんな環境に感謝しつつ、またダンスに救われる。



もちろんフランスの住宅事情が悪いのではなく(確かにかりるのはフランス人でもすごく大変とみんな言うけど)、特に経済力もなく外国人として無理やりこの国に来て住まわせてもらっている以上、あるところでそのしわ寄せが来るのは仕方のないことなのです。そしてその代わり経験が得られるんです。細かいことは書かないけど、日本でもそうだと思います。



何が言いたいかというと、つまりいま安心して寝れて赤カブにバターを塗って穏やかにポリポリできる家があることに本当に感謝したい。そしてあんなに素敵な場所に素敵な実家を建ててくれた両親に心から感謝したい。



そしてあんな家をこしらえることのできた両親を尊敬している。



特に今日は母の日ということで母、いつもありがとう。カーネーションの言葉を贈ります。父もついでにほんとにありがとう。



何かに感謝できるってのもありがたいことで、感謝することのできない人生は辛いです。ダンスをやってから感謝できることが増えて、こころがあったかい。



毎日ダンスできて、本当に幸せです。頑張って早く一人前になります。家族を守れる家をつくれるように。天井までの本棚があって、木の机があって、ソファが置けて、誰が来ても誰といても一人と一匹でも快適なお家。



と、たまにはまじめな話。すべてを楽しもう。明日からは先日告知したボレロの練習再開。気を引き締めてがっつり踊るぞう。



ジャンキーな気分になって作ったハンバーガー。ハムにミモレットチーズ巻いて焼きました。んまかった。

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