2014年12月28日日曜日

アルジェリアの写真 Photos d'Algérie (F)


少し前の話になりますが、アルジェリアダンスフェスティバルの様子を一部抜粋して写真で紹介します!

Voici des photos du festival en Algérie!













フェスティバル実行委員の方、素敵な映像をありがとうございました。

Je remerci aux gens du festival qui nous a donné un vidéo sympa.




また何かお届けできるようにこれからも精進します!

Je vais contunuer danser dure jusqu'à un jours que je peux vous présenter autre pièces. Merci beaucoup!

















2014年12月14日日曜日

リズムとインターネット

今週はリズムのクラス!




板とスティックを使ってパーカッションの練習。でもリズム感を鍛えるというよりはどちらかというと音楽の身体性を学ぶクラスでした。



音楽の身体性もあれば身体の音楽性もある。音楽はダンス、ダンスは音楽なんだなぁ。しずを




音楽の身体性は簡単に言うと心を込めて演奏している人に独特な、自然と体が動いてしまう時の身体の動き。ただ体を揺らしているのではなく身体の中心から湧き上がる動きです。



それは守破理の心を待つ日本ではこの守の段階で、ある程度音楽を極めて時間をかけて自分で習得していくもののような気がするんですが、そこをいきなり教えてしまうのがフランス流なのかもしれません。




というわけで今週のレッスンは哲学的な話が多かったのでわからないだろうと心配してくれた友達がノートに書いてフランス語を説明してくれました。

発音の紛らわしい

ラムー(愛)
ラ•モー(死)


の違い。しずかへのプレゼント、と書いてあります。嬉しいな。やさしいな。





今週は前々からやらねばと思っていたインターネットのプロバイダ選びにやっっと着手。フランス語での手続きに心が折れそうになりながらもあわあわと契約してきました。まだ契約だけだからインターネットが我が家にやってくるのは先の話だけど第一段階クリア...!



フランスでの手続きに関して常々思うのは調べるより行ったほうが早い、ということです。日本でも同じかもしれないけど、顔と顔を合わせて担当者の人ときちんと話して信頼関係を築いたほうが話がスムーズに進む気がするし、フランスではそれが顕著な気がします。それに当たり前だけどフランス語も電話より直接の方がわかる。





最近やっっと生活が落ち着いてきたおかげか、毎日いろいろな手続きや最低限の生活を整えるための準備に走り回っていた時よりも理想と現実のギャップがはっきりと見えてきて気持ちの落ち着かない日もあります。



でも小さな一歩のつみかさねでしか遠くへは行けない。そもそもこのギャップ向き合うためにフランスにいるのだ...!と気合いを入れ直した週末でしたー。



街はすっかりクリスマスモード。キャピトルという街の中心部にあるサンタさんのお家も気になりますが、引き続きレッスンがんばりまーす!











2014年12月8日月曜日

Direct matin とテーブル (F)

今回からフランス語でも書いた記事の題名にはFをつけようと思います!

Je mis F a la fin du titre quand j'écris aussi en Francais.


今週からくぐっと寒くなったトゥールーズ。やっと冬がやってきました!

Depuis cette semaine l'hiver est arrivé à toulouse!


寒くなってきて自転車ではなくメトロに乗るようになったせいか最近ハマっているのが direct matin というフリージャーナル。というのも毎朝メトロの前で同じお兄ちゃんが配っているのでボージュール!とあいさつして受け取りメトロの中で読むのが日課になってます。

Quand il fais fois je prends métro et je lirs direct matin car il y a un garçon qui le donne avant la station tout les jours.



駅の中にも置いてあるんですが、手渡しで受け取るとなんか嬉しくて朝からほっこりな気分。


Il y en a dans la station aussi mais c'est plus agréable quand je prends le journeaux de main en main.


外人同士で話していると結構この新聞でフランス語を勉強してる人が多くて私もその一人。高校の授業を思い出して蛍光ペンで線引きながら読んでます笑

Apparement il y a beaucoup d'étranges  qu'étudie le français avec ces journaux.

量が多くないから読む気になるし幅広い内容が載っていて毎日無理なく続けられます。


Comme il sont légé et pas trop compliqué je peux les lire en quotidienne. 


このフリージャーナルは地方新聞でトゥールーズを中心にフランス全土のニュースが載っているのですが結構目につくのが日本発祥のアニメやゲーム関係のニュース。あとはやっぱりデモかなぁ。もちろん政治、スポーツ、占いなんかもあります。



今までは新聞読むのがそんなに好きではなかったけど、いざ読んでみると街で何が起こっているのか把握できるしセールなどの広告も役立つしこれで情報収集!ローカル新聞ありがたし。




それからあんまり関係ないけど今週1番嬉しかった出来事は我が家にテーブルがやってきたことです!今まではずーっと床で食べてました〜!これでものを書いたりもできる!う、嬉しい!何度も車を出してくれたダンサーあずささんに心から感謝です。

Et grâce à Azusa, j'ai acheté une table en fin!!!! Je mangai sur les genbe mais c'est fini Je suis très très contente!! 


ちなみにごはんは初めて作ってみたなんちゃってクスクス。

J'ai mangé couscous sur la table! (Je l'ai fait premier fois mais c'était PRESQUE couscous). 


寒いけど風邪をひかずにまた月曜日からがんばるぞっ











2014年12月1日月曜日

ラクレットとレジドンスごはん

ラクレットというフランスで冬になるとよくする行事に参加してみた、の巻。



日本でも冬になると鍋をするようにラクレットはみんなで集まってワイワイチーズを食べまくる、というフランス山岳地方発祥の食べ物。体を温めるためにやるそうです。





これがそのラクレットの機械。ヒーター付きの二段構成。写真のように下段にある取っ手のついた器にチーズを乗せて置きます。チーズがとろけたところを見計らって...





ハムやジャガイモと一緒にたべる!あんまり写真が綺麗じゃなくてごめんなさい。食べるのに必死でした。


ちなみに機械の上段では野菜やハムを軽く焼くこともできて、ホクホクのジャガイモやジュージューしたハムと食べるのも絶品です!もちろん生サラダやトマトとも合います。


この料理、かなりお腹にずっしりくるので誰が一番食べてるか見ものでもあります。そして気づけば私は最後までモリモリ食べてました。てへ。



トゥールーズの気温は昼間だとまだまだ12度くらいあって温かいですが、クリスマスのイルミネーションも始まった中、大勢でラクレットを囲みながらワインとチーズで心も体もしっかり温まった週末でした!




最近始まったイルミネーション。写真で伝わりにくいのが残念。




この先はここ2週間CDCでレッスンをしてくれていたステファンがレジドンス(宿泊しながらクリエイションもできる施設)に私たち研修生を招待してくれた時の写真。


みんなで夕ご飯の準備。なかなかおしゃれなレジドンスのキッチン。




彩りサラダ♡





ステファン。このTシャツいいよね





今回ステファンが教えてくれた振り付けでひたすら私を持ち上げているポール君(写真の手の人)が作っているのは北の地方で有名な臭いチーズのシンプルなタルト。焼くと臭みもとれておいしかった!



私はちらし寿司で参戦。





あんまり関係ないけどすばるも元気だよ。



というわけですっかり世の中冬めいてきましたが、年末は日本に帰ることにしました。ラクレットもおいしいけどやっぱり冬はお鍋と温泉だよね、と思う私。久々の日本、なんだかんだと楽しみです♪



2014年11月22日土曜日

フェスティバル無事終了

第6回アルジェリア国際コンテンポラリーダンスフェステバル、無事に終了しました。




このフェスティバル日本は初参加らしく、そんな機会に踊らせていただいてすごくよい経験になりました。



私自身もフェスティバルというものに参加するのは初めて。初アフリカ、初アルジェリア、初フェスティバルに日本初参加と初だらけ。





初といえばアルジェリアのホテルで初めてエレベーターに閉じ込められました。2階と3階の間で不思議な光景。



ちなみに一回では済まず、滞在中に三回閉じ込められました。このエレベーター、フランス式ですがものすごく昔の型のものなのです!




エレベーターの全体像。ブレてるけど。



私たちと同じ日に踊ったのはイタリア、ウクライナ、イギリスでした。こんな風にいろんな国が参加していろんなダンスが見れるのが国際フェスティバルの魅力のひとつ。



舞台袖で他の国が踊っているのを観ながらダンスはアイディアや文化ひとつで全然変わるんだなぁと実感しました。




テレビや新聞なんかも来ていてさながら本当のお祭り。私もラジオに取材されてしどろもどろ応えました。国民にとどくのかな私の声...笑 




アルジェリアの人たちはとっっても親切で情が深く、最後までやさしいスタッフの方達にサポートしてもらって踊りきることができました。




パリからアルジェリアまでは飛行機で2時間。サマータイムがなければ時差はありません。遠いようで近いアルジェリア、今回は観光ができなかったので今度はクスクスを食べながら世界遺産を観に行きたいなぁ。






歓迎パーティで。気づけば全体的に食べ物の写真ばっかり撮ってた





ホテルに迷い込んでた野良猫




やっぱり木々はトロピカル。そしてアルジェリアの国旗。





ということで肝心のダンスの写真はまだ届いてないのでとりあえず報告までに。またねアルジェリア!




2014年11月15日土曜日

アルジェ到着

アルジェリアのアルジェに到着!



22度であったかいです。近代的な建物が多いながらも、夕日にアフリカを感じました。






山と海に囲まれて、あったかくて、こりゃのんびりのほほんな民族が生まれるよな〜とひとりで納得。



迎えに来てくれた車の運転手は二車線道路の真ん中を迷わず爆走。笑えないスピード感。笑うしかなかった。



そしてホテルについて晩御飯!




これは実はニワトリの肉ではなくもっと大きい種類の鳥らしいです。


図らずも私の肉だけ明らかに生。しかし食いしん坊なので食中毒にかからないことを祈って少しだけ食べました。てへ。


明日はリハーサル。どんなホールなのかなー?とどきどきです。



2014年11月11日火曜日

アルジェリア

ひょんなご縁でアルジェリアのダンスフェスティバルに参加することになり、その最終チェックということで一旦パリに来ています。




日本人2人で踊るデュエットです。


この作品で大事な要素となっている津波、運命。繊細なこのテーマを踊ることに対して被災地出身者として考えさせるところもたくさんあります。



アルジェリアにとって日本はまだまだ遠い国だと思うし、日本にとってもアルジェリアは遠い国だと思います。



そういったアルジェリアに日本の事を伝えることのできる機会をせっかく与えてもらったので、日本人としてベストを尽くして現地の人たちに何か感じてもらえたらなーと思って毎日練習中です。




余談ですがパリに来る前、この作品に合わせて髪を切りました。




というか剃りました。




フランスで髪を切るのはこちらに住んで6ヶ月目にして初めて!今までは自分で切ってました。



周囲からは後頭部をじょりじょりされて玄関マットみたい、とか私の小さなハリネズミちゃん♡(じょりじょりに対して)等のコメントをいただいてます。




なんでこの髪型かというと、この作品中で私には社会に負の感情を持った若者というキャラクターがあるからです。あと純粋にやってみたかったからです。それこそが若者なのかな。



というわけで以下詳細です。
(日本語/Français)




« Tourbillon » (hanafubuki — 花吹雪)
(第6回アルジェリア国際コンテンポラリーダンスフェスティバル参加作品)

日時: 2014年11月16日(日)
場所: アルジェリア国立劇場(ANT)
ダンス: 高木パジェス久生、山手清加
振り付け: 高木パジェス久生
映像制作: Studio Girin、Aryeom Han

日本で大学在籍中に活動していたカンパニー、ルリアン07のダンサーとして踊ります。桜のイメージから膨らんだやさしい、それでいて津波などの要素も含んだメッセージ性の強い作品です。




La compagnie  » Le lien 07″ représente officiellement le Japon le 16 novembre, lors de 6em Festival Culturel International de danse Contemporaine a Alger.

Après le 11 mars 2011, catastrophes naturelles et nucléaire de Fukushima, Hysao constate sur place l’ampleur des dégâts dans plusieurs lieux rasés entièrement par le tsunami. Elle crée la compagnie japonaise « Le Lien », renommée depuis “Le Lien 07”, et chorégraphie 2 œuvres: « Le Triangle » (3 danseurs, 2012); « Showa Romain » (5 danseurs, 2013).
Depuis ces œuvres, Hysao travaille avec Shizuka Yamate, danseuse, aussi née au nord du Japon, à Morioka, une autre région touchée par les catastrophes de 2011.
Devant cette réalité absolue et ce gouffre béant, on perd les mots. Mais on n’oublie pas cette force de la nature, à la fois cruelle, immense et profondément touchante.
« Tourbillon » (hanafubuki — 花吹雪), les pétales de cerisier — arbre symbolique du Japon — tournillent dans le vent, comme livrés au hasard d’une volonté propre.
C’est l’image belle et cruelle de volontés malmenées par la vie qu’Hysao souhaite partager.
La compagnie Le Lien 07 travaille avec le Studio Girin, et l’artiste Aryeom Han, qui réalise une œuvre audiovisuelle diffusée pendant la chorégraphie.



振り付け家、高木パジェス久生さんのホームページ。よければこちらもチェックしてみてください。

http://lucarne.info

 






2014年11月3日月曜日

バレエ

来週まで毎朝のクラスはバレエ。



その反動か、休憩中にブレイクの練習をする他の研修生たち。笑


バレエをしっかり集中して受けるなんて何年ぶりかなーと思いながらも少しずつ思い出すこの筋肉痛のかんじ。



改めてやってみると小さい頃は気づかなかった新たな発見がたくさんあって、バレエテクニックの偉大さを実感週間です。



今週終わりにはアパルテという一般の人に今まで習ってきたことを発表する機会もあります。



昨日完全に引越しが完了したものの、ガスが使えなかったり(ということは暖房も暖かいシャワーもない) お風呂場の電気がつかなかったり、とうまくいかないこともたくさんありますが。



なんだかんだとやることがたくさんあって、毎日天気が良くて、こうして踊りながら充実した日々が過ごせていることに感謝の日曜日。



しっかり寝て明日からのレッスンもがんばります!













2014年10月26日日曜日

アパートの鍵

8月半ばにパリで家を追い出され、そこからさまようこと3ヶ月。


フランスで家を借りるのはフランス人でも難しく、外人の私は言うまでもなく色々と難航していた家探し。



でもついに、ついに自分のアパートの鍵をゲットしました!!



本当に嬉しいです。



今までどこに住んでたの?という疑問がわくかもしれませんが、知人の家やウィークリーアパートのようなところを転々としていました。



4月終わりにフランスへ来て引越し回数5回。そのうち3回が8月終わりからの1ヶ月に詰まってます。ここにきてやっと定住の兆しです...! 



行ってみたもののアパートの電気がつかなかったりポストの鍵が開かなかったり、まだまだ正直安心はできないんですが人のアドバイスをよく聞いて、トラブルに気をつけて年末までに全部整えばいいかぁ〜ぐらいの気持ちで少しずつやっていくつもりです。


今日はお隣さんが引っ越すので食器などをもらいにいってきます。新生活早く整うといいなぁ



写真は意味もなくエッフェル塔の真下から撮ったやつ。笑





2014年10月25日土曜日

ねこちゃ


フランスで買ったねこのおもちゃ。


ねこじゃらし。紐がついてるので自分はすわったままでも広範囲で遊ばせることができます。日本にもあるのかなこういうの?


先っぽについてるのはねずみもどき。



ちなみにねずみの部分だけ何個かセットでも売ってます。取れちゃった時のためかな?


ちなみに本体のお値段は2ユーロ弱(200円ちょい)とお得です。もちろん一匹目のねずみはくっついて売られてます。



これは一目惚れして完全に自己満足で買ったおさかなちゃん笑



はむはむしたり投げて追いかけさせたり、そんな遊び方。中に鈴が入っててちゃりちゃり鳴ります。


若いオス猫なので人間と同じで遊び盛り。こんなおもちゃでしっかりたっぷりたっぷり遊んであげます!



2014年10月20日月曜日

コンタクト

コンタクトインプロビゼーションのクラスに参加してきました。公演だと思って服も持たずに呑気に行ったら実はクラスだったのはここだけの話。







コンタクトインプロビゼーションとは、基本的には物や人に触れ、体重をかけあったりしながら即興で踊ることです。だと思ってます。



なんじゃそりゃ、という人のためにNAVERまとめ。
http://matome.naver.jp/m/odai/2136307101451256601







行ってみるとこんなかんじ。みんなコンタクトしたり勝手に踊ったりゴロゴロしたり。いつ来てもいつ帰ってもよくて、自由な雰囲気です。



こんな風に有志が集まって定期的にコンタクトインプロビゼーションをするコミュニティは津々浦々にあって、私もよくパリで行ってました。



変な力を抜いて相手に体重を委ねることが大切なんですが、これがなかなか難しい。でもうまくできると私でも180センチ以上の男の人を持ち上げて歩いたりすることが可能です。





CDC(振付センター)の研修も始まり、今週はこのコンタクトでも結構大事な要素になる体重移動をベースにいろんなことをしました。



土日はしっかり休んで明日からまた二週目のレッスンがんばります^ ^


2014年10月10日金曜日

ぱしゃり


今度から通うCDCtoulouseという振付センターの研修生12人の写真撮影がありました。



柄物は控えて色のある明るい服を着てきてね♡ってことだったんですがフランス語がわからず色は柄物を持ってきてしまった私。結局白いシャツと水色のカラーパンツで参戦。



というのも引越しの時に送った荷物のうち1つが届かず....さすがフランス涙
服が全然ありません。生きてはいけるけど写真撮影はこまる。化粧道具すらない。前髪切りたいけどハサミもない!


ということで朝から友達の家にお邪魔して化粧道具を借りる。バタバタ。でもちょっと楽しい。



いざ写真撮影となって裸足で撮るよーっていう指示があり、ダンサーの写真撮影なんだなーと実感。



ちゃんと並んで、引きつる笑顔でカタめの一枚。ぱしゃり。



自由にポーズとって〜と言われてはっと気づきました。フランスにはピースする文化がない....!!!何すればいいの?!



結局手をつないだり肩を組んだりするんですが、みんながみんな入り乱れて手をつないでるのでなんか逆に不自然じゃないの?!と思いつつちょっと引きつる笑顔で一枚。ぱしゃり。



そのあとは自分の心地いいポーズを探すんだ!というカメラマンのアドバイスもあって人をもちあげたり、くさくないから!とか言って足を乗せたり座ったり後ろ向いたりおんぶしたり、やりたい放題。



だんだん楽しくなってきてみんな次はあれやろうこれやろう、と好き放題。



こんな時にすぐ反応できるくらいじゃないとな、と長すぎるバカンスの間に普通の人間になりつつあった自分に気づいた一件でした。久しぶりに自分の鍵を外したかんじ。頭は常に柔らかく!


私もだんだん楽しくなってきて最後は自然な笑顔で撮れました〜^o^出来上がった写真を見るのが楽しみだな♪



2014年10月4日土曜日

カーン

フランスで一番好きな季節が決定しました。それは秋!


落ちてる栗とか落ち葉が気温と乾燥と空の高さに絶妙にマッチしていて本当に気持ち良い・・・!


秋ってこんなに美しかったっけ?!と、感動しつつ公園でりんごを食べたりしてます。実りの秋。





さて、バカンスの時期が終わる頃にカーンにいってきました。モンサンミッシェルで有名なノルマンディーという地域の小さな街。パリから特急列車で2時間ほどで着きます。






お目当ては馬術の世界大会、FEI!
音楽フェスのような感じで街の中にある様々な会場で何日間も競技が開催されています。





やっぱりフランス代表が出場する時は異常な盛り上がり。





これは障害の決勝。馬に乗ってバーを飛び越える競技です。自分の顔くらいの高さがあるバーを、ある馬はよいしょ、またある馬はぴょーんと飛び越えます。





こちらは走っている馬の上で体操をする競技。シンクロや新体操のように美しさを競う要素もあるので会場は少しショーっぽい雰囲気。
ジャンプしたり足を上げたり結構アクロバットです。







他にも馬車をひいて速さを競うものなど、馬と名のつく競技が目白押し。競技場を出ても街全体がこの大会のために馬一色に染まってます!






お土産や馬術用品などが売ってあるこの会場ではノルマンディー料理の出店や無料コンサートがありました。joyce Jonathan がきてました。





カーンはノルマンディー侵入大作戦の時にほとんどが焼けてしまった街。写真のとげとげしたカテドラルはその時に残った数少ない建造物です。


手前に見える城壁は観光の要、カーン城。城壁だけ残っていて、お城の中には美術館や公園があります。




ちょっとラピュタっぽいカーン城の城壁。大砲も残ってました。



お城の中にある2つの美術館のうち、ノルマンディーの歴史や文化を紹介する方にいってみました。


これはサイダーと書いてシードルと読むリンゴのお酒の古いビン。



こちらはカルバドスというりんごのブランデーを飲むための器たち。日本酒でいうとっくりのようなもの。ノルマンディーはりんごの名産地なのです。




これもノルマンディーの名産、レースの編み方を紹介しています。周りにあるペンのようなもの一本一本に糸がついていてこれで編みます。すさまじい光景ですがこれを使って....





こんな繊細なレースができあがる!



別館での特別展はやっぱり馬について。


これは鐙(あぶみ)という馬に乗った時に足をかけるところ。いろんな装飾があります。




馬が描かれた昔のポスター

などなど。馬の調教をする古い映像などもありました。小さいけど結構楽しい♪



お城を後にして、せっかくだからカーンの名物が食べたい!ということで




牛の胃を煮込んだ"Trip à la mode de Caen"!! カーンでお肉専門店に行けば大抵置いてあります。名物料理は馬でなく牛なんですね。


イメージはフランス版モツ煮。ちゃんと4種類の胃が全部入っていました。全然臭くないししっかり煮込んであって柔らかい!シードルと一緒においしくいただきました♪( ´θ`)ノ




こんな路地をプラプラして見つけたおみやげはやっぱりカルバドス!甘いけどしっかり40度。試飲だけで酔っ払いました。



欲張ってモンサンミッシェルにも行きたかったけど、なんとカーンからモンサンミッシェルまでの電車が一日に三本しかなくて、朝一の便を逃すと次は昼の3時。ということで行きそびれました。トホホ(。-_-。) 


でも結果的にゆっーっくりカーンを観光できてよかったです^ ^ 楽しくおいしいカーンの旅でした。