2014年10月4日土曜日

カーン

フランスで一番好きな季節が決定しました。それは秋!


落ちてる栗とか落ち葉が気温と乾燥と空の高さに絶妙にマッチしていて本当に気持ち良い・・・!


秋ってこんなに美しかったっけ?!と、感動しつつ公園でりんごを食べたりしてます。実りの秋。





さて、バカンスの時期が終わる頃にカーンにいってきました。モンサンミッシェルで有名なノルマンディーという地域の小さな街。パリから特急列車で2時間ほどで着きます。






お目当ては馬術の世界大会、FEI!
音楽フェスのような感じで街の中にある様々な会場で何日間も競技が開催されています。





やっぱりフランス代表が出場する時は異常な盛り上がり。





これは障害の決勝。馬に乗ってバーを飛び越える競技です。自分の顔くらいの高さがあるバーを、ある馬はよいしょ、またある馬はぴょーんと飛び越えます。





こちらは走っている馬の上で体操をする競技。シンクロや新体操のように美しさを競う要素もあるので会場は少しショーっぽい雰囲気。
ジャンプしたり足を上げたり結構アクロバットです。







他にも馬車をひいて速さを競うものなど、馬と名のつく競技が目白押し。競技場を出ても街全体がこの大会のために馬一色に染まってます!






お土産や馬術用品などが売ってあるこの会場ではノルマンディー料理の出店や無料コンサートがありました。joyce Jonathan がきてました。





カーンはノルマンディー侵入大作戦の時にほとんどが焼けてしまった街。写真のとげとげしたカテドラルはその時に残った数少ない建造物です。


手前に見える城壁は観光の要、カーン城。城壁だけ残っていて、お城の中には美術館や公園があります。




ちょっとラピュタっぽいカーン城の城壁。大砲も残ってました。



お城の中にある2つの美術館のうち、ノルマンディーの歴史や文化を紹介する方にいってみました。


これはサイダーと書いてシードルと読むリンゴのお酒の古いビン。



こちらはカルバドスというりんごのブランデーを飲むための器たち。日本酒でいうとっくりのようなもの。ノルマンディーはりんごの名産地なのです。




これもノルマンディーの名産、レースの編み方を紹介しています。周りにあるペンのようなもの一本一本に糸がついていてこれで編みます。すさまじい光景ですがこれを使って....





こんな繊細なレースができあがる!



別館での特別展はやっぱり馬について。


これは鐙(あぶみ)という馬に乗った時に足をかけるところ。いろんな装飾があります。




馬が描かれた昔のポスター

などなど。馬の調教をする古い映像などもありました。小さいけど結構楽しい♪



お城を後にして、せっかくだからカーンの名物が食べたい!ということで




牛の胃を煮込んだ"Trip à la mode de Caen"!! カーンでお肉専門店に行けば大抵置いてあります。名物料理は馬でなく牛なんですね。


イメージはフランス版モツ煮。ちゃんと4種類の胃が全部入っていました。全然臭くないししっかり煮込んであって柔らかい!シードルと一緒においしくいただきました♪( ´θ`)ノ




こんな路地をプラプラして見つけたおみやげはやっぱりカルバドス!甘いけどしっかり40度。試飲だけで酔っ払いました。



欲張ってモンサンミッシェルにも行きたかったけど、なんとカーンからモンサンミッシェルまでの電車が一日に三本しかなくて、朝一の便を逃すと次は昼の3時。ということで行きそびれました。トホホ(。-_-。) 


でも結果的にゆっーっくりカーンを観光できてよかったです^ ^ 楽しくおいしいカーンの旅でした。

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