2014年8月27日水曜日

ブリュッセル

ベルギーはブリュッセルに行ってきました!



ちょうど2年に一度のお花のお祭り?のようなものをやっていて、グランパレという大きな広場一面にお花の絨毯が。


しかしバカンスのシーズン。昼間は人が多すぎる!ということで



朝6時に起きて見に行き、独り占め!

グランパレを囲む建築の朝焼けもきれいでした。





この小旅行の目的は一年前に知り合った映画大好き中国人のメンに会うこと。


というわけで滞在中は毎日映画鑑賞。スティーブンスピルバーグがヒトラーのユダヤ人迫害を描いた"schindler's list"。白黒映画だけど3時間の大作。個人に焦点を当てすぎずユダヤ人が迫害されていく様を終戦まで俯瞰的に描いてました。



映画の前にメンと話をしていると、メンが今住んでいるアパートの同居人は唾を吐いたりしてくるらしく、更に下の階に住んでいる大家さん夫妻は不仲でしょっちゅう喧嘩するため夜中に奥さんの叫び声が聞こえる。



大好きな映画監督の助手をしながら暮らすメンの生活は厳しく、引っ越すことができないそうです。同居人が壊したり汚したりするため共同のお風呂にもなかなか入れない生活。



彼女は生きることをやめたいけど勇気がないだけ、星になって黙ってたい、一生映画の世界に浸ってたい、と真剣に言ってました。彼女の人柄から一生懸命生きてるのが伝わるだけにやるせない気持ち。でも映画の中ではなく現実を生きなければ。



Lefe is beautiful, but f*cking hard.


という彼女の言葉が映画を観ながら頭の中を回ってました。



好きなことをしてお金のない人生、
嫌だ嫌だと言いながら仕事に行く人生



どちらがいいかなんて言えないけど、幸せってなんなんだろうなとホームレスを横目に駅を歩きながら思いました。


現実逃避のようで現実を突きつけられたこの旅行。


実はこの旅行中に9月からの家を失うことがほぼ確定。原因は難しい性格の大家とうまくコミュニケーションとれず、誤解されてそれを解くことができなかったことです。


色々と我慢して住み続けることもおそらくできたけど部屋を荒らされたりしたので手遅れだと感じ家を出ることを選択。



捨てる神あれば拾う神ありで幸いにも助けてくださる方たちにお世話になり、今は生活の場所を点々としながら調整中です。本当にありがたい限りです。


ご心配をおかけしましたが、前向きに元気にやってます。研修が始まる前にこんなことで疲れている場合じゃない、学ぶべきものは学んで強く生きなければと思ったのでした。



こんなことを書いたけど、総じてブリュッセルという街はとても素敵なところです。もちろんフランスにもベルギーにも安心して住める快適な家はたくさんあります!



というわけで写真で町並みを紹介^_^




つめたいのにあったかい像




隠れ家カフェ





早朝にふざけるひと




毎日食べた1ユーロのあったかワッフル!




高級チョコのお店や古本屋さんなどがあるすてきなギャラリー。映画館も入ってます。日本で観そびれてたジブリの竹取物語を観ました。


映画見てばっかだったなーベルギー。でも気軽に楽しめる洗練されたアートがたくさんあって、パリよりも小さいせいかそういう場所が見つけやすくて、またメンがいるあいだに遊びに来たいな〜と思いました。


というわけでちょっとバタバタしてますが落ち着いたらまた更新します!

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